カイジ 人生逆転ゲーム
(C)福本伸行・講談社/2009「カイジ」製作委員会
伊藤カイジは、26歳になるが定職につかずコンビニのバイトをしている。その日暮らしの自堕落な生活を送っていた。完全に人生の負け組み。ある日、遠藤凛子と名乗る女性が訪ねてきた。遠藤は悪徳金融会社の社長で、カイジに借金を取り立てに来たという。利子も積もり202万円。カイジにそんな大金を返すことは出来ない。遠藤は、カイジに一夜にして借金を返し、しかも大金を得るチャンスがあると囁く。それは、晴海ふ頭から出る船に乗り込めば分かるという。船の名は「エスポワール」。カイジは乗船することにした。幹部の利根川が出てきて、ゲームをせよと言う。ジャンケンのカードで勝負し、負ければ別室送り。そこで何十年も強制労働が待っているのだった。だが、このゲームは究極のゲームのほんの序章にすぎなかった。